教育に関する資格

帽子を持つ人

保育所と幼稚園の違い

幼稚園の先生になるには、「幼稚園教諭資格免許」が必要となります。これは文部科学省が定める国家資格です。四年制大学・短期大学・専門学校などで学び、所定の単位を履修することで取得することができます。幼稚園教諭とよく並べられるのが、保育士です。同じ就学前児童を相手にする職業ということで、同じようにとらえられることも多い両者ですが、実は明確な違いがあります。保育士は厚生労働省の管轄で、0歳から6歳までの子どもを見ることができます。対して幼稚園教諭は前述のように文部科学省の管轄で、3歳から6歳の子どもを見ることができます。前者は乳児の保育も可能な「保育の専門家」であり、後者は幼児を教える「教育者」であることが、最大の相違点と言えます。どちらを取得しても子どもに関わる仕事はできますが、可能であれば、両方取得すれば仕事の幅は広がります。現在、国が進める幼保連携型認定こども園で働は、その両方の資格取得者が求められています。これから資格取得を目指して進学するという場合には、両方の資格取得のための課程がある大学や施設を選ぶのが最も確実な方法です。すでにどちらかの資格を持って働いているという人には、現在資格取得特例制度が設けられています。保育士で幼稚園教諭の資格を取りたい人の場合、3年以上かつ4,320時間以上の実務経験と、大学において指定の8単位を履修すれば、幼稚園教諭の2種免状が授与されます。逆に幼稚園教諭で保育士の資格が取りたい場合、3年以上かつ4,320時間以上の実務経験と保育士養成施設で最大8単位取得すれば、それに応じて保育士資格試験の科目が免除されます。この特例は平成31年まで適用されます。うまく利用すれば、さらに就職の場を広げることができます。